ジンバボ
愛のないセックス後目を覚ましたジンニキ
無意識に手を伸ばすも横にバボがいないので舌打ちして煙草に火をつける
バボ「寝起きの煙草はやめた方がいいですよ」
ジン「チッ、まだいたのか」
バボ「お腹空いたんで、キッチン借りてました」
ジン(舌打ち)
バボ「一応家主なので聞きますけど、貴方も食べますか?」
ジン「あぁ?」
バボ「威嚇しないで下さい。マナーとして聞いただけですから」
ジン「てめーは人の家で勝手に飯作って一人で食う気か」
バボ「食材は自分で買いましたよ!っていうか、うん?もしかして食べるんですか?」
ジン「なんだその顔は」
バボ「あ、貴方ご飯食べるんですか?酒と煙草と女しか食べないのかと…」
ジン「お前最初の朝にも似たようなこと言ってなかったか?」
バボ「睡眠欲も食欲もなさそうな貴方が悪いです。あっちょ、どこ行くんですか」
ジン「ケッ、朝から無駄に豪勢だな、いつもこんなん食ってんのか?」
バボ「………どうぞ、口に合うか分かりませんけど」
ジン「……(無言で食べ始める)」
バボ「……(うわ、ジンが食事してる…毒盛れば良かった…)」
ジン「……うめぇな」
バボ「っ!!」
ジン「料理だけじゃなくセックスも勉強しとけ下手くそ」
バボ「ッゴホ!」
ジン「飯食ってる最中にむせてんじゃねぇよ」
バボ「あっ、貴方が下ネタ言うとは思わなかったんですよ!」
ジン「食事中だ、静かにしろ」
バボ「う…」
ジン「飯は悪くねぇ」
バボ「………また気がむいたら作りますよ」
ジン「次は毒盛るか?」
バボ「盛る理由があれば盛ります」
ジン「ハッ、てめーの飯なんざ二度と食うか」