お待たせ金田



P24
金田「(略)あからさまに描かれてしまうと妄想する余地がないので興ざめなんです。
ハンティングの回にしても、ありえないと 思いますけど、「狩りも終わったし、いくか?ホテル」みたいになっていたら、
それはやりすぎ!となっていたと思いますね(笑)」

P25
金田「(略)腐女子的には、というかわたしの中では、
第六部でプッチ神父というディオのことを真剣に想っているキャラが出てきたところで「ディオ=姫」というのが完成したんです(笑)。
娼婦のような立場から成り上がっていくんですけど、その過程で当然さまざまな男達に身体を汚されるわけですが、
魂の気高さは失わないんですよね。そんなディオに心惹かれる一六歳のプッチ神父…。
最初にディオとプッチ神父がしどけなく一つのベッドに互い違いに寝ながら会話するシーンが出たとき、
目を疑うと同時に狂喜したわけですけど、あれは荒木先生としてはやっぱり狙ってのものだったんでしょうか?」
荒木「うーん、そういう風に受け取られるとはあまり思っていなかったかな。(略)」

P26
金田「(略)ディオはもともとはジョナサンのことが好きだったということなんですよね。」
荒木「ああー、そうなるんだ!?(笑)」
金田「自分の持っていないすべてを持っている男、ジョナサン・ジョースターに俺もモノにされたい、ぐらいの気持ちで。(略)」

P27
金田「(略)立ちション好きでいかにもマッチョっぽいアヴドゥルさえもディオには惹かれたわけで、あらゆる男を惹きつけるオーラがあるんですよ。」
荒木「そういう見方もあるのかなあ(笑)。」
金田「……よかった。「そんなんありえねー」ってブチ切れられたらどうしようと思っていたのですが……(笑)」

P28
荒木「ただプッチ神父のことをディオが好きだったということはないと思うよ。」

P28
金田「そうですね。(略)俺は何百人もの男たちに慰みものにされてきたんだと。」
荒木「慰みものにされたかなあ(笑)。」
金田「されてますよ!(略)」