「おいバーボン」
「何ですかジン?」
「てめえ尻どうした」
「……どうした、とは?」
「惚けてんじゃねぇ。今座ろうとして尻を庇って止めただろ」
「ちぃっ……余計なことに気付く」
「で?」
「べつに、ちょっと打っただけです」
「見せろ」
「えっちょ……うわ脱がすな!」
「ずいぶん赤い尻だなバーボン。猿か」
「……ライが」
「あっ?ライ?」
「あのサディスト、スパンキング好き何ですよ。散々叩きやがって……何がパパの言うこと聞けない悪い子にお仕置きだだよくそ」
「はっ、あいつあの顔でファザープレイか。傑作だな」
「もうこれで良いでしょ、ってなに嘗めて……ひっ!」
「てめえの痛めた尻嘗めて治してやってるんだ。優しいだろ俺は?」
「や、まだじんじんするのに、だ……め……」「てめえこれくらいで感じやがってクソビッチ」
「やあ……ぁっ」

「おいバーボン、なにびくびくしゃがみこんでやがる。しっかり立て」
「あっ……ライ……」
「そういや座れるようになったんだな。くくく、この前お仕置きしてやった後は暫く立ちっぱなしでいるしかなかったのにな」
「だ……れの……せいだと……」
「?おいおまえどうした。顔が赤いぞ。風邪か?」
「ちがっ……あっ触る……なぁ……」
「……バーボン、脱げ」
「や、だめ……」
「良いから脱げ」
「……っ!ん……」
「ホォー……貞操帯とそこから伸びるコード……ローター入れられてるのか」
「抜いたら、もっと酷くされるから……」
「ふん、おもちゃ好きのジンらしいな。新しい物は何でも使いたがる。大方これも最近組織のラボが開発したとかいうやつだろ」
「中で……膨らんだり縮んだりして……はぅ!い、イイトコ刺激して……」
「こんな状態で任務させるとはあいつは酷い奴だな」
(おまえが言うな!)