SS 前スレに投下した狼男と吸血鬼の続き 3/3



「あぁん…いい…きもちいい…そこすきぃ」
後ろからむちむちとした尻に激しく腰を打ち付けると、零くんは色っぽく喘いだ。
最高だ。たまらない。
「零くん、俺も気持ちいいよ」
零くんの中はうねり、俺のペニスをぎゅうぎゅう締め付けてくる。
綺麗な肌を全身くまなく舐めまわしたあと、俺は特に丁寧にそこを指と舌を使って解した。
いざ猛ったモノを挿入しようすると、零くんが「無理…」と言って逃げようとしたので、俺は零くんの足を掴んで先走りをアナルの縁にたっぷりと塗りこむようにして少しづつ挿入した。
無事挿入できた後は、零くんのいいところを探りながら腰を動かし中を擦った。
零くんも気に入ってくれたようで俺に犯されながら何度か射精し、そしてそのうち何も出なくても中だけでイけるようなった。さすが零くんだ。
「ここが好きなんだな」
俺は更に強く零くんのいいところを突き、腰を捻るようにして抉った。
すっかり赤くなって勃ち上がった乳首も、指で捏ねて可愛がってやる。
「ひっ…イくっ…またイっちゃう…あああっ…!」
零くんはビクビク痙攣しながら、何度目かの絶頂を迎えた。
そして、ぐったりとベッドに倒れ込んでつぶやくように言った。
「もうやら…イきたくない…もうおわって…おねがい」
「ああそうだな、俺ももう我慢できないよ」
窓に目をやると金色の円い月が見えた。そろそろ種付けをするか…。
崩れ落ちた零くんの腰を掴んで引き上げると、さらに奥へと突き挿れる。
「ひぐぅ」
「出すぞ…くっ」
後ろからしっかりと抱きしめて、俺は零くんの中にたっぷりと射精した。
「だめ…中は…赤ちゃんできちゃう…」
零くんは弱々しく腰を振ったが、もう遅い。
狼男族の俺のペニスは根元が膨らんで、しっかりと零くんに食い込んでいる。
全て出し切り、植え付けるまで俺と零くんは離れられない。
零くんのすすり泣く声が聞こえてきたので、俺は零くんを優しく舐めて慰めた。
そして耳元で、俺が初めて会った時からどれだけ零くんを愛しているかを語り、今後の生活のプランについて説明した。
やがて、すすり泣きが聞こえなくなった。
零くんは気を失ったようだが、俺の種付けはまだ終わらなかった。

その後一悶着はあったが、プロポーズの返事をもらい俺と零くんは番になった。
俺は世界一幸せな狼男になったわけだ。
ちなみにこのことは、母親には写真入りの葉書を送って報告しておいた。
多分、喜んでくれていると思う。