あべトラだった!


トランプ米大統領 食い違い暴露 「いつでも」と言ったらすぐきた 首相と昨年会談、就任後のつもりが…

毎日新聞2017年11月7日 東京朝刊

 トランプ米大統領は6日夜の安倍晋三首相との夕食会で、昨年11月に米ニューヨークで大統領就任前に
首相と初めて会談した時のことを振り返り、当時のオバマ大統領に配慮して、当初は会談に積極的ではなかったと明かした。

 首相はトランプ氏にとって当選後、初めて会談した海外の首脳。トランプ氏はあいさつで、首相から昨年11月に
当選祝いの電話を受けた際、「首相から『なるべく早くお会いしたい』と言われ『いつでもいい』と適当に回答した。
(大統領就任後の今年の)1月20日以降の意味で答えた」と説明。「私は(会談は今年の)2月とか3月とか4月と思ったが、
首相は非常に積極的な政治家で、今すぐということだった」と食い違いを「暴露」。直後に首相がすぐに訪米しようとしていると知り、
側近からも「適切なタイミングではない」と言われて断りの電話を入れようとした。

 しかし、「首相はすでにニューヨークに向かっており、断ることはできないので会うことにした」と語った。
トランプ氏は当時の会談について「本当にいい思い出になった」と述べた。【遠藤修平】

http://mainichi.jp/articles/20171107/ddm/005/010/125000c