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🐶「う、ん……あれ、朝？ふぁ…ぁ、よく寝た……」
🐘「おはよう零君」
🐶「おはようございます赤井。……赤井？あれ？なんでいるんですか？ここどこです？」
🐘「君のルルイエさ」
🐶「あぁ良かった、寝てる間に誘拐されたのかと……じゃあ何で貴方がここに？」
🐘「つれないことを言ってくれるな。君の寝顔が可愛いからさ。それに君が目覚めたとき一番に俺を見てほしくてね」
🐶「…バカですね、僕どのぐらい寝てました？ずっと待ってたんですか？」
🐘「なに、たかだか数十年さ。君の可愛い寝顔を見ていたらあっという間だったよ」
🐶「……そんなにずっと、待っててくれたんですね。待たせてしまってすみません…」
🐘「謝るなら言葉より欲しいものがあるんだが……いいか？」
🐶「赤井……」
🐰「カンカンカン🍳🍳🍳！全然よくありません！！起きろ！！」
🐶「うわっ😲」
🐘「チッ😒」
🐰「朝ご飯できましたよ！たまにしか起きないんだからちゃんと食べてください！それに赤井！貴方約束忘れました？？」
🐶「約束？」
🐘「なんだったかな」
🐰「ムカッ！🐶が目を覚ましたらすぐに報告するって約束したからこのルルイエの敷居を跨がせたのに！」
🐶「あぁなるほど…赤井、朝ご飯食べましょう。僕お腹空きました。なんせ数十年食べてませんから」
🐰「数十年？馬鹿言わないでください前寝てから100年経ってますよ」
🐶「えっ……赤井貴方…」
🐘「気にするな。君がいつ目覚めるか楽しみにしていたらあっという間さ」
🐶「本当に、ばか…」
🐰「カンカンカン🍳🍳🍳」
🐶「うるさいな！奉仕種族なんだから空気読め！お前は俺の母親か！？」
🐰「母なるハイドラですけど！？何が旧支配者ですか寝てるだけじゃないですか！」
🐶「寝てるだけじゃない！ちゃんと夢の中で仕事してる！近づいた者は皆ちゃんと夢をテレパシーで…」
🐰「この間貴方の顔の横で👓がタップダンス踊ってましたよ」
🐶「嘘だろオイ！嘘だろ！？赤井本当ですか！？」
🐘「安心しろ俺が燃やしておいた」
🐶「嘘と言って欲しかった……」