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ジンとライのぎすぎす文通
「おいバーボン」「何です、ライ」
「首元に犬にかまれた跡がついているぞ」
「え?ああいやだな、ジンのやつ。跡残すなって言ってるのに」
「ホォー……。ジンと寝ているのか」
「まあ、たまにですけど」
「あんないかにもサディストな奴の相手をするなんて、お前も随分酔狂だな」
「ジンはベッドでは優しいですよ?……フフ、優しすぎて物足りない時があるくらい」
「……欲求不満のクソビッチが。その尻がぶっ壊れるような強烈な弾食らわせてやろうか?」
「ビッグマウスじゃないといいんですけどね」

「ふぁ……ジンっ、も……乳首ばっかしつこい……っ」
「ぬかせ。ここだけでイケる淫乱のくせによぉ」
「あっ噛んじゃ……ああああ……!」
「はっ、てめえはどこもかしこも感じまくってイカせ甲斐がねえなあ……入れるぞ」
「早くっ……奥までちょうだい?」
「おらったっぷり咥えろ!」「はぅ……ん」
「……?おいバーボン」「な、んです?」
「ずいぶん緩いじゃねーか。前回俺と寝たのが一昨日だが、ナカが違うカタチになってやがるぞ」
「あ……昨日、ライと、したので……」
「あぁん?ライだと?」
「ライが、ジンがどんなふうに僕を抱くのか興味あるっていうから……。実地で教えてあげたんで……ひゃう!」
「それで穴ガバガバにしてんのか!」
「やだぁ……っ……きゅ、急に奥突かないでぇ……!ナカ、すぐあなたのカタチになるからぁ……!」
「それで?教えてやってライはなんつってたんだ」
「ん……ええと『おっさんらしいねちっこいfuckだな。イカせて喜ぶのはスケベ親父の証拠…』」
「何だとおらっ!」
「ああ、んんっ!言ったのは僕じゃなくてライなのにぃ!」
「偉そうな口叩いてやがるがそういう奴はどうだったんだ」
「ライは……おっきかったぁ(うっとり)」
「ほぉ………?」
「先っぽがこぶし大くらいあるみたいで、長くて……僕の奥に届いて奥の入り口をガツガツ突いてくるんです。あんな乱暴なの、苦しくて仕方なかったけど同じくらい気持ちよくて……」
「でかけりゃいいのかてめえは」
「でもピストンのスピードやタイミングは独りよがりでしたね。こっちに対する気遣い0」
「はん、でもでかくてよかったんだろ」
「あんなの一回やったら身がもちませんよ。僕はジンの指でたっぷり全身を可愛がられるセックスも……好きですよ?」
「調子いいこと言ってんじゃねーぞてめえ」
「……萎えました?」
「ふん、この無駄話の間にてめえの穴が馴染んだみたいだな」
「ええ……ここ、僕のおなかのなか、またあなたのカタチになってる。ね、触って?」
「男のくせに薄い腹だな。表から俺のがわかるじゃねえか」
「や……ん。押しちゃだめ……。感じちゃうから……」

「ちょっとライ!」「あっ?どうしたバーボン」
「あなたが好き勝手入れまくってくれたおかげで、僕のお尻が大変だったんですよ!」
「ガバガバゆるゆるになってジンに使えねーと捨てられたか」
「ふん、そんなわけないでしょ。僕のナカは常に相手に合わせてジャストフィットですよ」
「だが俺と寝たのはバレバレだったと」
「な、なぜそれを」
「うなじが妙な病気もち並に赤い斑点だらけだぞ」
「くっ、ジンのやつ!」
「脱げよ」「は?」
「その跡はどうせジンから俺へのメッセージってとこだ。全身につけられてんだろ。ちゃんと全部確認して返事をしてやらないとな」
「や、ちょっと!引きずらないで……!」
「ちっめんどくせえ」
「な、シャツを破くとかこの野蛮人!」
「ホォー……うなじ、乳首回り、臍のした……なるほど、てめえの感じるとこはそこだとわざわざ教えてくれてるってわけだ」
「ま、まさかライ、今からシようなんて思ってるんじゃ……まだ真昼間ですよ?」
「俺は売られた喧嘩は買ったうえで倍で売り返す性質でね。まずはその跡を上書きしてやるよ、バーボン?」