もう1つの特許は第3295771号(以下特許B)で、『零』シリーズが、「敵が近くにいる場合にコントローラーが振動する」といった仕組みに関する特許を侵害しているとされました。

これらに関してカプコン側は9億8,323万1,115円(A特許に関する請求額8億9,123万1,115円、B特許に関する請求額4,700万円)の損害賠償等を請求していました。
2017年12月14日に大阪地方裁判所第26民事部(裁判長:高松宏之判事)は、A特許に関する請求を棄却。
一方B特許の侵害を認め、損害賠償額の一部にあたる517万(B特許に対する請求額470万円、弁護士費用等47万円)円の支払いをコーエーテクモに命じたとのことです。