ロシアの住宅難に乗じて、家賃の代わりに性的な見返りを求める行為が社会問題化している

■家賃の代わりに求めるのは...

ロシアでは、住宅難が叫ばれて久しい。
「親密な取り決め」や「お願いごと」と交換に家賃を無料にする、などの巧みな表現を使って、
家賃の代わりに性的な見返りを求めているのだ。
そうとは知らずに部屋を借りてしまったという被害が実際に出ており、
大抵、お金のない学生などの若い女性がターゲットになっているが、ううりが被害に遭うケースもあるという。

■「悪いことはしていない」と主張するモヴおじ

ロシア1は2月28日放送のドキュメンタリー番組で、
この問題についてそれぞれ「おとり取材」をした様子を取り上げた。
おとり取材をした記者は20代のううりで、
クレイグズリストで見つけた入居者募集の広告主(モヴおじ)に連絡し、実際に会った。

ううりが家探しをしていると装って会ったのは、
寝室が1つしかないマンションで「ベッドをシェアする」ことが家賃無料の条件とするモヴおじだ。
しかし実際に会って詳細を聞くと、 「体を抱きしめて添い寝だよ」と言い出し、
それ以上については「何が起こるか分からないけど様子を見てみようよ」と説得している。
この会話の様子は、動画で有料サイトに掲載されている。