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【シドニー時事】オーストラリアのクイーンズランド州警察は1日、森林に迷い込んだ3歳の女児に一晩中寄り添うなどして救助に貢献した犬を、同州初の「名誉警察犬」として正式に認めたと発表した。
 マックスと名付けられたこの犬は女児の家族の飼い犬で、牧牛犬種のオーストラリアン・キャトル・ドッグ。4月20日午後、自宅の敷地から姿を消した女児に15時間以上も寄り添い、最後は捜索隊を女児のいる場所まで導いた。女児は無事だった。
 17歳と犬として高齢のマックスは、耳が聞こえず目も見えにくい。1日に名誉警察犬として認めるメダルの付いた首輪が贈られ、「かなり興奮している様子だった」(州警察)という。