警察「ヤクザが放火するとこ撮影したで!」裁判長「長期に渡りヤクザのプライバシーを侵害したから無罪」

暴力団幹部の乗用車に放火したなどとして、建造物等以外放火罪や覚醒剤取締法違反などに問われた埼玉県東松山市、無職渡辺一也被告(37)の判決が10日、さいたま地裁であった。

高山光明裁判長は、渡辺被告宅の近くで埼玉県警の警察官が撮影した映像について「長期にわたり撮影を続けており、プライバシー侵害の度合いが高い」として証拠能力を認めず、建造物等以外放火罪などについて無罪とした。

ヤクザのプライバシーとかいうパワーワード