終盤対組織で共闘しとって
赤安が乗り捨てられた車で敵を追うで！てなったときに
赤井があむに運転席を譲って
「こういう場面（シチュエーション）は得意だろう」て言うんや
あむはふっと笑って昔のように
「舌を噛まないでくださいよ“ライ”！」つって
赤井は「おしゃべりなのはお前だろう“バーボン”？」で
銃の具合を確かめつつにやりとするんや
そんでいつも後部座席におさまっていたスコッチの思い出がよみがえるんや
前の座席に身を乗り出して（さっさと片づけよう）言うスコッチの幻
二人それぞれ後部座席に目配せしてお互いを見やって
心の中で（おう）て返事して
三人目の魂を乗せた車が組織を追って発進するんや