>>558
ごめんなさいね嘘ついちゃったわ
漁師さんじゃなくて林業営んでる人だったわ
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/feature/CO020751/20160102-OYTAT50011.html

公開から40年。映画を象徴するこの場面は、大町市の青木湖で撮影された。
「生きた人間にとってはたまらなかったよ」。湖底に頭から突き刺さった佐清を“演じた”遠藤久八さん(68)は、そう当時を振り返る。
近くで林業をしていたが、水泳が得意だったため、撮影スタッフから「2日間だけ」と頼まれた。翌日、顔全体に傷のメイクを施し、青木湖に向かった。
初夏とは思えない寒い日だった。湖中央に連れて行かれると、いきなり頭から水の中へ。「台本も渡されていなかった。いったい自分が何をしているのか全く分からなかった」という。
水を吸い込まないように鼻には脱脂綿を詰められたが、後はなすがまま。
「目は開けたままで、と指示された。苦しそうな表情をしないよう必死だった」。
市川崑監督からは一発で「OK」をもらったが、体はすっかり冷え切っていた。
金田一耕助役の石坂浩二さんのサインをもらうのも忘れ、すぐ帰宅した。
公開後、妻の美恵さん(68)と大町市内の映画館に行った。夫婦で映画に行くのは初めてだった。
さて自分は何をしたのか。その謎は、終盤にようやく明かされた。
「自分の姿を見て、思わず声を上げちゃった。今でもテレビで放送される映画の、有名なシーンになるなんてね」