勇気を出してハッテン場の映画館に行った大学生牧
隣に座ったおじさんが牧の手を握ってきた
『こういう所に来るのは初めて?』
薄暗くて顔はよく見えないけど
落ち着いたトーンの声が色っぽくて牧をドキドキさせた
『普段全然経験する機会がないから興味があって。
あの、おじさんは良く来るんですか?』
『マサムネ…いや、マー君て呼んでくれ』