0186やまなしおちなしいみななし2018/07/16(月) 19:11:50.79ID:??? 「ただいま」 玄関のドアを開けて暗闇に声をかける。 倒れるようにヒールを脱いでリビングへと向かう。 暗闇はスンとも言わず黙っている。 灯りをつけても、何も反応しない。 「はぁ...」 喉が渇いたのでキッチンに向かう。 食器棚を通りすぎたところで、ふいにシャツの裾を引っ張られる。 「なに?」 暗闇は返事を返さない。 またため息をついて行こうとすると、また引っ張られる。 「何なのよ?」 振り向いた私の目に映ったのは、裾に引っかかるうちわの持ち手だった。 「はぁ...」