>>204
「はぁ…。ここが俺の監獄か、クソ親父め」
そう忌々しげに呟いた男は額にかかる長めの黒髪を掻き上げると、浮かない顔で門の横のインターホンを押した。
「はい。ああ少々お待ちください」
応答から間もなく、建物の中から中年の男が一人出てきて門の鍵を開け、所在なげに立っていた男を敷地の中へ招き入れた。