>>236
「ぁっ、あっ、ああっ!」
「なるほど、ここがイイのか」
「ひッ……!」
ずっと焦らされていたソコを指で押し上げられ、さらには挟むようにして揉みこまれる。待望していた快感がアレンの全身を支配した。
「はっ……は、ッ、ぁ、だめ、ろべると、あっ、も、もっと……っあ、ひあぁあッ!」
前立腺を強く押し込まれた瞬間、アレンは甲高い声を上げ、薄い体をびくびくと跳ねさせた。射精こそしていないが、軽く達したらしい。立ち上がった性器からは先走りがとろとろと零れ出ていた。
「は……、ッ、はぁ、あ……、ん、ふ……」
「アレン……」
アレンは過ぎた快感を何度も与えられたことによる涙を流しながら、途切れ途切れに呼吸を紡いでいた。全身はいまだにぴくぴくと小刻みに痙攣している。
哀れに思ったロベルトは、アレンの目尻にキスをし、溜まっていた涙を唇ですくい取ってやった。アレンをそんなかわいそうで情けない姿にした張本人はロベルトなのだが。