岡田斗司夫「俺たち男はこんな事しない悪いのは全部女」 

「これ多分犯人は女の人じゃないかなってのがスタッフたちとの話だったんです」 

「『黒子のバスケ』に関してそこまで熱狂的にファンになるにしてもアンチになるにしても、 
 それってなんか女の人なんじゃないのって考えたわけですよ」 

「『黒子のバスケ』の事件から、女のオタクもこじらせてきたな、と。 
 男のオタクがこじらせるのは十年前からですが、ついに女の人も」 

「こじらせた場合、男子の場合のテロと女子の場合のテロとこんなに違うんだと。 
 あの、言い方悪いんですけど、女子の方がより陰湿で、 
 自分の正体を出さないという女子校のいじめタイプのテロなんですよね 
 男子のテロは本当にライフル持ってどっかに篭もるとかですね、 
 そのタイプのストレートなテロリズムに走って通り魔殺人みたいになるんですけど」 

「女子の方のテロリズムというのは、自分の正体は絶対わからないようにして 
 自分が憎い人たちに最大限被害を与える事は原理的に防げない事はなんなのかって考えてやっちゃう。 
 ここらへんになんだか男女のテロの違いってのものがあってですね」 

「これで『黒子のバスケ』をコミケで扱わないことになったら、 
 じゃあこっから先どの作品で女子がもめ出すかわからないじゃないですか。 
 もめるたびにこんな事やってたら原理的に僕らは防ぐ方法がないんですよ」