フロイトよ

フロイトの精神分析に基づく発達理論における第2の段階。肛門愛とは,大便の保持や排出などに伴う直腸粘膜と肛門括約筋の快感とが結びついて,リビドーが満足することである。
自体愛からやがて大便を対象とするようになり,大便を体内に保持するか排出するかの葛藤を生じる。そして,排便のしつけをめぐって母親との間に口愛期にはなかった問題が生じる。通常,2〜4歳頃と考えられている。