そう言って微笑むヒストリアの笑顔はあまりにも儚く、美しかった。ごくりと唾を飲み、決心する。
自身をヒストリアの秘部に当てると彼女の身体が微かに身じろいだのが分かった。あんな挑発をして見せた彼女だけれど、内心怖いと思う気持ちもあったのだろう。だが今更止めることなど出来なかった。
「っ、キツ……」
小柄な上に処女であるヒストリアの中はとても狭かった。ゆっくりと自身を入れていくと彼女の目に涙が浮かんだ。
「はっ……大丈夫、か……?」
「だいじょうぶ、だから……っ、早く……っ!」
ごめんな、痛いよな。そう思いながらも止められない。
時間を掛けてやっと繋がることが出来た。
「ぜんぶ、入った……ぞ……」
「ほんと……?」
汗だくで涙目で、身体はキツくて仕方ないだろうに、ヒストリアは微笑んでいた。
「嬉しい……。私、今、凄く幸せ……」
ああ、まるで。
――女神みたいだ。