狡猾な者が集うとされる。
グリフィンドール寮とは因縁の仲であり、寮単位で仲が悪い。
またハッフルパフ寮やレイブンクロー寮との仲も良好ではない。
故に他の3つの寮と完全に決裂している状態に近く、連絡すらまともに取り合えなかった。
これはヴォルデモートとの最終決戦時に「ホグワーツ防衛軍」に参加しなかった遠因にもなっている。

純血主義の選民思想を持つ人間が多く、純血魔法族の名家出身者も多い。
故にヴォルデモートを始めとした多数の「闇の魔法使い」を輩出しており、死喰い人の親を持つ生徒や、既に学生時分から死喰い人となる者もいる。
また保身に走る傾向が高く、ヴォルデモートとの最終決戦の折は、(死喰い人の中に学友がいるという理由も多少あっただろうが)全員が逃走した。
……のだが実は設定上、数名がこっそり残留して戦闘に参加してる。
更にスラグホーンが率いた増援に紛れ込んで戦った生徒たちも少人数ながらいた。
このことは原作終了後、作者がインタビューで明かしている。

なお、ダンブルドア曰く、サラザール・スリザリンは自身の寮生に「蛇語、機知に富む才知、断固たる決意、やや規則を無視する傾向」等の才能を求めていたという。
そして、登場人物でこれらの要素を全て兼ね備えた者は……。

談話室はホグワーツの湖の下にある地下室で、大理石に囲まれた壮大な雰囲気であるが、
地下にあるためかジメジメと冷たく陰気な印象を受ける。
湖の内部を見るためなのか窓が設置されており、水族館感覚で湖内の生物を観察することも可能。