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 会津で食用馬の牧場運営から食肉加工まで一貫して行っている、株式会社会津畜産の専務取締役、宮森大典さんに話を伺いました。
「会津の馬刺が赤身なのは、品種からきています。もともと北海道で生まれ育ったサラブレッドで、軽種という品種です。レースに不向きな性質だったり、怪我等で出場できなくなった馬を引き取り、ここで食用へと肥育しています」
肉が赤身なのは、筋肉質で運動を好むサラブレッド種であるから。反対に、大型の重種といわれる馬は霜降りでサシ(細かい脂肪)が入ります。