恐怖症の原因と症状
 
恐怖症は、学習と先天的な遺伝要因によって発症する。
親が自分自身の不安に対処できないようだと、その子は親のせいで恐怖や不安を感じるようになる。お手本の不在は、恐怖症を発症する原因となるのだ。

 恐怖症が発症すると、その人は恐怖を避けて安心を得るようになる。すると、そのおかげでかえって恐怖を学習してしまう。嫌な状況を避けることが難しくなってくると、ますます逃げ出したい気分に駆られるようになる。

 また、たとえ上手く予測された危険を回避することができたとしても、それはいつかまたその状況が生じるのではという不安として残る。

 こうして不安を感じ、恐怖から逃げ、また恐怖に遭遇するのではと不安になるというパターンが形成される。

わらし!わらし!