バレ

おかんとポアロにきた少年、ポアロのメニューにご満悦
少年は帰り際に梓に駆け寄って何かお願いする
梓は自分にできるかな…とあむを呼ぶ

あむと少年、公園へ
少年はヘルメットをつけ自転車を押している
梓に自転車を教えて貰いたかったのに私が教えるよりこういうのは男同士がいいでしょう?と言われてしまい、こんなかっこいい兄ちゃんに僕の気持ちはわからないよと不満顔
自転車から転んだ少年はクラスメイトたちに馬鹿にされたことを思い出す
しかしあむは横から手が差し出し、大丈夫かい?と心配しつつもう一回やってみようと促す
笑われなかったことに驚く少年

練習を終えた後、あむはよく頑張ったね!と声をかけまた明日も練習するかと聞くが、少年はもうやらないと言う
あむは残念だがじゃあシールは一回だけ、と仮面ヤイバーシールをあげる

翌日、別に練習しにきたんじゃないから!シールが欲しいだけだからと少年が来店
補助輪をひとつ外したり倒れそうになったら逆にハンドルをきることを教えたり褒めたり勇気づけたりしながら自転車を教えるあむ
しかし少年はまた転んでしまう
やっぱり無理なんだ…とグスる少年にまだ自転車がこわい?と尋ねるあむ
サドルの後ろを持ってあげるから思い切り濃いでごらん!と言う
走り出す少年
ポアロの兄ちゃん!だ、だめかも!と不安顔
支えてるから!安心して!とあむ

その脳裏では
手、離さないでね!絶対だよ!離したらボク倒れちゃうから…
大丈夫!ぜーったい離さないわ!
と同じようなやりとりをしながら自転車を教えてくれるエレーナ先生と幼い自分の回想が
そうそうその調子とエレーナに見送られて笑顔で走り出すあむ

気づくと少年も自転車に乗れていて大喜び
後日、仮面ヤイバーのレアなシールをポアロの兄ちゃんに貰ったと友人たちに自慢する少年
もう大丈夫。一歩踏み出せば、なんだってできる――