「沖矢さん…あの、そこ、当たってます…」
密着した男の半身が猛々しくその存在を主張しており、安室は動揺を隠せなかった。
「あなたが押しつけてきているのでは?」
沖矢はうっすらと笑いながら、くい、と腰を動かす。
「ぁんっ」
狭間に感じる熱さに、濡れた吐息が漏れた。