ちょっと早いけどメリークリスマス…赤安SS魔王と騎士パロ?エロあり 1/3
🦄が出るし🦄厳しめなんで注意(一応ハッピーエンド)

今も昔もユニコーンは、清らかな処女しかその背中には乗せません。
🦄もまさしくそんな由緒正しき血統書付きのユニコーンでした。
🦄の主人は気高くも美しい聖なる騎士降谷零くんです。
零くんは心より国を愛し、僕の恋人はこの国とまで言いきる正真正銘の処女です。
金色の髪と褐色の肌に澄んだ青い瞳を持ち、体つきはすらりと美しい。
しかも心優しくて料理上手で、おまけに頭も良くて腕っ節も強い。そして処女。
完璧です。零くんは🦄にとってまさにパーフェクトマスターなのです。
🦄は白い甲冑とマントを纏った凛々しい零くんを乗せて走ることを、何よりの喜びとしていました。

ある日のことです。零くんの愛するこの国に、魔王があらわれたのです。
魔王の名は赤井秀一といい、濡れたような黒髪とエメラルドの瞳を持つ美丈夫らしく、都の者達がしきりに噂をしています。
魔王は都から遠く離れた荒地にある古い城に棲みつき、特に魔王っぽい事をするでも無く過ごしているようです。
しかし国で一番勇敢な騎士である零くんは黙ってはいられません。
さっそく、僕の国から出て行け!と魔王に話をつけに行くことにしました。
もちろん🦄に乗ってです。
「君はいい馬だ…僕はずっと君に乗っていたいな」
零くんは🦄の首を優しく撫でながらそう言ってくれました。
🦄は何があってもこの主人(の処女)を守ろうと決意し、何日もかけて荒地の中を魔王の城に向かって駆けて行きました。

さて魔王の城につくと、そこには美しく手入れされた庭園が広がっていて、特に禍々しい雰囲気はありませんでした。
城の外壁もリノベーションしたようで綺麗です。ただ人気は無く、玄関前には赤いスポーツカーが一台停まっているだけでした。
零くんと🦄は少々拍子抜けしてしまいました。
「中の様子を見てくる」
零くんはスポーツカーの隣の木に🦄を繋ぐと、そう言いました。
そんな!零くん危ない!🦄はヒヒィーンと鳴いて止めましたが、零くんは大丈夫だよと笑い、剣をとって城の中へと入って行きました。
城の中にも人の気配はありません。
しかし外と同じくやはり綺麗に整えられており掃除も行き届いた立派な邸宅です。この魔王は住環境にはこだわるタイプのようです。
零くんは城の最上階を目指します。セオリーどおり、魔王はそこで待ち構えていると思ったからです。
果たして零くんが城の階段を登りつめると、廊下の突き当たりにいかにもといった重厚な造りの扉がありました。
ここに魔王がいるに違いありません。
零くんは勢いよく扉を開けました。