はい
戦犯サントリー


私の知る限りでは、熱いお茶に砂糖を入れる中国人はいません。
ただし、中国ではペットボトルの冷たいお茶というと砂糖入りを指します。この仕掛け人の1人は日本企業のサントリーです。

サントリーは既に日本で成功を収めていたペット入りのウーロン茶で、中国清涼飲料市場に参画しようとしました。
それまでお茶は自分で淹れて水筒で持ち歩いていた中国の人々に、抵抗無く受け入れられると踏んだからです。日本で緑茶のペットが売れている背景もありました。
ところが、中国では『砂糖なしの飲料は無料』『砂糖の入りの飲料は有料』という概念がある事を知ります。
そこで、無糖と低糖の二種のウーロン茶を製産・販売始めたところ、砂糖入りが大ヒット。(低糖でもびっくりする程甘い)
今や無糖のペットボトルは、探すのに大変な苦労を要します。