一個見つけたわ!
これもすこ😍

 ロベルトの想像していたとおり、アレンの素肌はやわらかく、そして滑らかだった。
 日頃からソーシャルゲームにかまけているせいだろう。日焼けとは無縁らしいその生白い腹部を、ロベルトが指先でやさしく撫で上げる……たったそれだけの刺激で、アレンは大袈裟に肩を震わせてみせた。

 とある宿屋の一室。照明を落とした室内はすっかり宵闇に沈んでいる。開かれたカーテンの向こうにまたたく街灯の光が、ベッドの上で重なり合う二人の裸体を、薄ぼんやりと浮かび上がらせていた。

 ロベルトの指先は、アレンの腹部を数度往復すると、その肌理をより味わうため、脇腹から胸板、そして首筋へ、ゆっくりと移動していった。戯れに耳裏をくすぐれば、アレンが呻き声を上げながら身動ぐ。薄闇のなかですら明白なほど、その顔を真っ赤に染めながら。
 アレンの反応を見下ろして、ロベルトが愉しげに目を細めた。

「緊張してるのか」