――『進撃の巨人』のキャラクターにおいて、諫山先生の意図していた狙いが世間の評価にうまく結びついたと感じていることはありますか?
リヴァイの人気については、強くてスカしているけど、体が小さいので、「どんなに粋がっていても滑稽な雰囲気が出てしまうという欠点」が上手くハマったのではないかと思っています。

格好良さと親近感を同居させることができたのかなと。



――逆に、一番世間の人気と諫山先生の印象とのギャップが大きいキャラクターは誰でしょうか?
エレンです。

エレンは、この物語のために存在しているようなキャラクターなので、とにかく動かしにくいんです。言わば、物語の奴隷ですね。

個人的にあまり生き生きとしたキャラクターとして描けていないと感じているので、世間の人気とはギャップを感じますね。



――『進撃の巨人』の中で、諫山先生にとっての理想的なキャラクターは誰ですか?
ユミルです。個人的に一番生き生きと描けているキャラクターです。

それから、ユミルの巨人化した姿もとても気に入っています。



漫画を通してやりたい事の一つに『妖怪人間ベム』のような、人間の姿から醜い異形へと姿を変えるということがあったのですが、ともすれば醜い巨人の姿を持つユミルを描くことによって、それを実現できたように感じています。






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