パン屋婆は最初七のことを外国人だと思っていたけどポイントカードお作りしますかと一応聞いてみたら「ではお願いします」と淀みない日本語で返されてホッとするのよ
そしてカードに書かれた七海建人という名前の美しさになんとなく意識して、彼がよく訪れる時間にカスクートが売り切れないようにちょっとだけ焼き上がりの時間をずらす婆よ