>>67
生み出すのはいつもみんなここでやってるよね!
いつも妄想ネタをありがとう楽しくて仕方ないw
>>60の看病ネタだったら
こんなのはどうだろうありきたりだけど

杏「君が臥せるなんて珍しいな。おじやがある。辛くても何か胃に入れた方がいい」
お盆に乗った丼にホカホカの卵がゆが入っている

猗「…杏寿郎が作ったのか?」
杏「そうだ、と言いたいがレトルトだ。すまん」
猗「レトルトを温める事はできたのか。進歩したな」
杏「これくらいはできるぞ。いいから、起き上がれるか」
ノソノソと起きる猗窩座の背中を支える杏寿郎
猗窩座に配慮しているせいか声はかなり抑え気味だ

猗「食欲が無い。食べたくない」
杏「少しでいいから食べてくれ」
猗「あーんしてくれたら食べられるかもしれん」
杏「なんだ甘えてるのか?仕方ないな特別だぞ」
途端にパァッと明るい表情を浮かべる猗窩座を見て、呆れたように微笑む杏寿郎

猗「(嬉しそうに)あーん」
杏「熱いぞ」
雛鳥に餌を与える親鳥の気分だな、などと思いながら匙に卵がゆを掬い猗窩座の口元に運ぶ
猗「フーフーしてくれないのか」
杏「え?ああ、そうだな(フーフー)。ほらこれでいいか」

どこか納得いかない表情の猗窩座
杏「猗窩座?」
猗「どうも違うな」
杏「もう大丈夫だ熱くないぞ」
猗「お前は健全すぎる。それじゃ食欲が出ない。口移しに変更だ」
杏「……何を言ってるんだ君は」

猗「口移しでないと食べられない」
杏「そんなことを言うくらい元気なら自分で食べられるな」
猗「わかった自分でやる」
匙を取り卵がゆを自分の口に放り込み杏寿郎に顔を近づける

杏「ちょっ、猗窩…ん、」
逃げようとする頭を押さえ、口の中の卵がゆごと舌を杏寿郎の口腔内へ侵入させていく
杏「ん、んッ…」
更に卵がゆを掬い今度は杏寿郎の口元へ運ぶ
猗「あーん」
ハアハアと呼吸を乱す杏寿郎の隙をついて匙を口に突っ込むと
涙目になって睨みつけてくる
吸い寄せられるように口を塞ぎ、再び杏寿郎の口腔内に舌が侵入していく

杏「ん、う…」
猗「食欲が出てきた」
自分が寝ていた布団に杏寿郎を横たえ、腰の辺りから服の中に手を差し入れ肌をまさぐった
杏「あ、こら…やめろ」
猗「杏寿郎のおかげで食欲が出たぞ」
杏「おじやが、冷め…る」
猗「こんなに美味しそうなごちそうがあるじゃないか。こっちを食べたい」
杏「ばか…」

猗窩座仮病説