【AFP=時事】交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)と同社傘下の写真共有アプリ「インスタグラム(Instagram)」やメッセージアプリ「ワッツアップ(WhatsApp)」で
日本時間の5日未明、大規模な障害が発生した。影響を受けたユーザーは数千万人規模に及ぶ可能性があり、利用者は他のSNSに苦情を投稿している。
インターネット障害監視サイト「ダウンディテクター(Downdetector)」によると、障害は日本時間の5日午前0時45分ごろに始まり、
北米に加え、欧州の一部地域の人口密集地域で多く報告されている。障害は数時間続いており、他のSNSでは利用者数が急増した。
フェイスブックの広報担当者アンディー・ストーン(Andy Stone)氏はツイッター(Twitter)への投稿で、「当社のアプリやサービスへのアクセスに問題が生じている人がいることは認識している」と説明。
インスタグラムやワッツアップからも同様の発表があった。
これらのアプリが技術的な問題により利用不可能になることはよくあるが、数十億人の利用者を抱える3サービスすべてに大規模な障害が発生することはまれ。
フェイスブックは考えられる原因については明らかにしていないが、サイバーセキュリティーの専門家は、利用者をサイトに誘導するネット上の仕組みである
「ボーダー・ゲートウェイ・プロトコル(BGP)」に何らかの問題が起きた形跡があると指摘している。
フェイスブックをめぐっては前日、内部告発者のフランシス・ハウゲン(Frances Haugen)氏が米テレビ番組に出演し、実名を明かしていた。
ハウゲン氏が流出させた多数の文書からは、フェイスブックのサービスが憎悪をあおり、子どもたちの心の健康を害していることを同社が認識していたことが示されていた。