「ほら、もうこんなになってるじゃないか、ムーミンのおさびしやまが」
スナフキンはくわえた小枝をゆっくりと噛みながら、ムーミンのおさびしやまを指さします。
「す、すなふきん…ちが…や…やあ」
ムーミンは体をよじって逃げようとするのですが、
スナフキンの細くて鍛えられた腕につかまれて、逃げることができません。