「あんたってつまんない女ね」
そう言って自慢の髪をなびかせたおねちゃを前に、わらしは何も言うことができなかった。
実際、彼女の言うようにわらしはつまらない女だ。
アナル日光浴をしたこともなければ、競馬のポーズをしたこともない。
ごくごく普通に生きている、ただのエビフライだった。