「んんうっ」
「はー伏黒きゅんの口マンあったけー」
まるで温泉にでも浸かったかのように呟くと秤はゆるゆると腰を前後させる
「よーく味わってくれよ伏黒きゅん」
舌の上に広がる耐え難い味と鼻腔を犯す雄の臭いに伏黒は吐きそうになる
しかしその喉の痙攣が秤のイチモツを更に固く膨張させますます伏黒は苦しくなった
「先輩ずりぃ。俺もちんこ痛ぇんだけど」
「ならお前は髪コキでもしたらどうだ。伏黒きゅんウニ頭だからチンカスもよく取れるだろ」
「あー確かに。俺十日くらい風呂入ってねえし一石二鳥だな」
虎杖はパンツを下ろし勃起した陰茎を取り出すとローションをたっぷりぶちまけ伏黒の後頭部に擦りつけ始めた
「やべ、結構気持ちいいかも」
少しチクチクするものの全体的に柔らかな黒髪はスポンジとしても性具としても十分だった
何より他人の、それも美形の友人の頭で悪臭を放つ不潔でグロテスクな陰茎を扱いているという背徳感が虎杖の欲望を加速させる
「くぅっ…」
虎杖が射精し大量の白濁が艶やかな黒髪にぶちまけられる
「火の粉は払えても振りかかる精子は払えなかったな伏黒きゅん…さて、俺もそろそろ出すぞ」
秤の腰の動きが激しさを増す
伏黒は眉根を寄せ粗野な扱いを懸命に耐える
やがて伏黒の喉の奥に熱いものがべっとりと吐き出され食道へゆっくりと垂れていった
「ゲホッゴホッ…うぇ」
「ふう、すっきりしたぜ」
解放された伏黒はわずかに秤の精液を吐き出したが殆どは伏黒の食道を伝いその体内へ入りこんでいく
伏黒はその事実を体感しわずかに震えた