宿儺(呪術廻戦)
■余談
『宿儺の興味』
上記の通り傍若無人で唯我独尊な宿儺だが、その興味の対象が非常に偏っている。
基本的に自己中心で、作中でも「己の快、不快のみが生きる指針」と表現されており、
気に入らないものがあったらなんでもすぐに斬り捨てている(言うこと聞かない特級呪霊=虫とか、
魂に許可なく触れる特級呪霊とか、ちゃんと土下座しない特級呪霊とか。被害者は後を絶たない)。
宿主である虎杖に対してすらほぼ関心を持っておらず、「オマエはつまらんな」「はー、うざ」程度にしか思っていない。
虎杖が瀕死の重症を負ったときでさえ「下らん、この程度の下奴に負けるとは」としか呟かないほど(なお相手は特級呪物の受肉体)。
ナチュラルに他人の事は有象無象としか考えていないので、基本的に他人の名前をまともに覚える事すら珍しい。
虎杖の事すらも一貫して「小僧」と呼び捨てている。
しかしたった一人だけ例外がいる。伏黒恵である。
出会った当初はただ殺害する人間の一人としか見ていなかったが、伏黒の命をかけた攻撃を受ける内にその術式に興味を持ち、
基本的に全てに無関心である宿儺にしては異常ともいえるほどの執着を見せるようになる。
例を挙げると、「『魅せてみろ!!』と大声で叫ぶ」「死亡した虎杖を、伏黒の近くに居たいからという理由で蘇生させる(伏黒に出会うまで自身の生死すらほかの指があるからと言って気にしなかった)」
「初めて伏黒が領域展開したときそれを満足そうに眺める」「仮に周囲を皆殺しにしたとしても伏黒だけは生かすというような趣旨の発言をする」などなど。
夏油傑も、誰かは知らないものの宿儺が誰かを非常に気に入っている事に感づいており、万一その人物を傷付けた場合、
むしろ自分たちが敵と認識される可能性がある「宿儺にとっての地雷」と表現している。
ただ、単純に興味を持っていたり気に入っていたりするだけではない。
渋谷事変にて伏黒が瀕死の重症を負い意識を失った際、駆けつけた宿儺は治療を施しながら
「死ぬな、オマエにはやってもらわねばならんことがある」と呟いており、
直前にも漏瑚に「俺には俺の計画がある」と話していたり協力者と見られる人物に指示を出していたりと、なんらかの目的を持って行動していることは確かである。
それは一体なんなのか、そしてどのように伏黒が関わってくるのか。読者には自身の復活が有力視されているものの、全ては未だ謎に包まれている。
ケンコバとの対談番組でも、作者の芥見氏が「宿儺にも目指している世界がある」「その鍵となり得るのが伏黒で、宿儺は彼の影の術式に着目している」
と発言しており、やはり宿儺にも何か独自の計画があり、そして伏黒の影の術式を利用する為に彼の成長を望んでいる様である。
なお、余りにも伏黒に執着していたり、他とでは態度が違いすぎたりすることを読者にネタにされたりもしており、
そのあまりの執着ぶりから、Twitterでは一部のファンから「宿儺P」と呼ばれている。
また、アニメ版第六話で一部の視聴者が「契闊(けいかつ)」を「恵活(けいかつ)」と空耳し、ファンを笑いの渦に巻き込んだ。オタ活ならぬ恵活である。