>>950

「俺の妻と子供には指一本触れさせねえ!!」
叫び、無数の巨人の群れの中に飛び込んでいく隻眼のアキラ。
飛行船も人類もどうでも良い。
妻と子供の命を護る為に戦うと決めた。
それだけが今の自分の存在理由だと確信しているから。
巨人達は歩みを止めない。
近づくだけでも熱気が皮膚を焼く中、アキラは飛び続ける。
「クッソあっついぜ!!」
叫びながらも攻撃の手は緩めない。
ブレードでうなじを切り落とし、蹴り砕き、体当たりして吹き飛ばす。
だがそれでも巨人達の侵攻は止まらない。
一体一体の強さはそれほどでもないのだが、とにかく数が多いのだ。
一体でも多く地獄の道連れにしようと群がってくる。
その執念とも呼べる意志力は凄まじいものがあった。
「指一本触れさせねえ!」
それを全て斬り裂いて進む。
アキラはその先にある光景を信じて突き進んだ。

元ネタよ
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