「ハッ!!これでてめぇもおしまいだな!!───」
無様に痙攣する男を見ながら俺はそう叫んでいた。

受けのバイト先へ寄った帰り道、俺はブッシュ・ド・ノエル丸出しの男に飛びかかられた。
なんとか身をかわし逃げる途中で逃げ込んだ工事現場に都合よく水溜まりに浸る切断された剥き出しの配線とそれに繋がるブレーカーを見つけたのだ。
うまくブッシュ・ド・ノエルを水溜まりに誘導しブレーカーを上げると一瞬の閃光と共に高圧の電流が奴を焼いた。
これでもう追いかけてくることもないだろう、救急車でも呼んでやろうかと思った矢先───ブッシュ・ド・ノエルの背中に亀裂が走った。
「ハアッ!?ハア!!?」
思わず変な声を出すとまるで脱皮でもするように奴が