あきらめてあずーるばあ;;
「こんなとこで何してんの? かくれんぼ? ダメじゃん。そんな目立つ頭してるんだから、やるならもっとちゃんと隠れないと」
あっという間に目の前にやって来た男をそろりと見上げる。近くで改めて見ると、ぎょっとするほどに背が高かった。細身の体のせいか余計に長身に感じる。
ターコイズブルーの髪は、右の一房だけが黒く長い。その隙間から覗いた目は金色に輝いていた。反対側の左目はオリーブのような薄い緑色で、太陽の下だと透き通って見える。
左右で色の異なる、眠たそうな目が眇められた。
「んで? こっちは誰」
「こ、こんにちは」
見られているだけで背中に冷や汗が流れる。背丈のせいなのか、のみ込まれてしまいそうな雰囲気だ。