ここでは、グリム童話における「赤ずきん」のあらすじを記す。
1.赤ずきんと呼ばれる女の子がいた。彼女はお使いを頼まれて森の向こうのおばあさんの家へと向かうが、その途中で一匹の狼に遭い、唆されて道草をする。
2.狼は先回りをしておばあさんの家へ行き、家にいたおばあさんを食べてしまう。そしておばあさんの姿に変装して、赤ずきんが来るのを待つ。
3.赤ずきんがおばあさんの家に到着すると、おばあさんに化けていた狼に赤ずきんは食べられてしまう。
4.満腹になった狼が寝入っていたところを通りかかった猟師が気付き、狼の腹の中から二人を助け出す。
5.赤ずきんは「言いつけを守らなかったから酷い目に遭った」と反省し、2度と道草をしたり知らない人の誘いに乗らないことを誓う。