組織ぐるみで、テーマパークのライバル「レゴランド・ジャパン合同会社」(愛知県名古屋市)の内部資料を流用していたことがわかった。

 ハリポタ施設を運営する「ワーナーブラザーススタジオジャパン合同会社」(以下、ワーナー)の関係者が明かす。

「施設運営のノウハウを記した細かなマニュアルやスタッフ教育用のパワーポイントなど、複数の社内向け資料が『レゴランド』の内部資料を書き換えて使用されているのです。
その痕跡が堂々と残された資料もあり、関係者の間では公然の秘密となっていました」

 小誌は、ワーナーの社内フォルダに保管されていたレゴランドの内部資料と、それを元に作られたワーナーの社内向け資料を複数入手。
例えば、コロナ禍を受けて施設内の清掃手順を記したマニュアル〈強化クリーニング手順〉は、表題部分の社のロゴや本文中に登場する社名を除き、レゴランドとワーナーのものでは全く同じ。
さらに、ワーナーの社内文書の下部、<Copyrighted>の部分には、なぜかはっきり<LEGOLANDR Japan>と記されている。