焼き物が割れる音でおねは目を覚ましました
枕元に立っているぶたが言います
「はにわはらんらんがガシャーンしといたよ!このぶたごやに罠はもうないよ」
おねにはぶたが何を言っているのかさっぱりわかりませんが暖かな寝床を奪われたことで怒りと寒さが体を震わせます
「なんで…なんで起こしたのぉ…」
「らんらんにはむつかしいことはわからないよ」
「わらしは!ふわふわお布団の中で死ねるなら!後悔なんてなかったのにぃ!」
「らんらんには…わからないから……またはにわが出たららんらんはガシャーンするよ…何回でも」
ぶたはそう言って去っていきました
あとには泣きじゃくるおねえちゃんとおもらしのあとだけがシミになって残っていました
はにわの姿はもうどこにもありませんでした