「このままでは男としての潤いがないまま、生涯を終えてしまうのではないか。」
間もなく30歳となる毒は、そんな焦燥感に駆られて婚活アプリを使ってデートの約束を取り付けた。
けれどある日の残業中、アプリを操作しているところを禿課長に見られてしまい……?
「婚活アプリで相手を探すくらいだったら、私を相手にすりゃいい話じゃないですか。」
鬼禿課長に翻弄される、深夜のオフィスでの出来事───