「おお…おねよ 死んでしまうとは情けない」
お決まりの台詞とともにわらしはおねの蘇生の準備をする
薄力粉に溶き卵そしてサクサクのパン粉
動かないおねからしなしなの衣を剥がし丁寧に処理をしていく
これを雑にサボると衣がうまく付かずちょっとゾンビみたいなおねが出来上がる
まあおねはちゃぷいからそういうことをあまり気にしないのだがおねの衣を笑われるということはわらしの仕事を笑われるのと同じなのでプロとして──(これはGWに読んだ漫画の影響なので2日後には手を抜くようになりゅ)
大鍋の油に割り箸を突っ込み泡の具合を見ておねを鍋肌から滑らせるようにそっと投入する
今日のわらし結構良い感じなのではぁ?やはり天才──
油はねでお手伝い姉を泣かせることもなくカラリときつね色に揚がったおねを前に自画自賛すりゅ
疲れたし寄進のドもあるしおねが起きるまでちょっと休憩しよぉ
「あったかい麦茶おいしい」
「4時以外に飲まないでぇ」
やれやれこのおねは拘りが強くていけない
チラシは緩やかに変化していくものだというのにぃ
ずっと寝ててよかったのにぃという悪い言葉はチラシには似合わないのでそっと胸に秘めておねを見た
「おね おはよぉ」
「はい おはよぉ」