>>205
「はぁん ちんぽぉ」
息をするようにチラシに書き込むのはちんぽのことばかりなのにどうしてこんなに気持ちは沈んだままなのでしょう
「きっとわらし もうホモに興味がないのかもぉ」
今まで集めた素敵なホモも𝕏で流行りの覇権イケメンホモもおねえちゃんの心は動かせません
「するかぁ 断捨離ぃ」
いつかせねばと思いながら先延ばしにしてきた積み荷を駿河屋に送ることに決めました
安心買取のために売却する本をポチポチする傍ら気づけばまたチラシを開いて正気になり駿河屋に戻るを繰り返していると ふとひとつの書き込みが目に入りました
「Aジャンル姉新作情報来たねぇ」
震える指で検索をかけるともう何年も諦めていたジャンルの新作情報がほんの僅かな進捗ではありましたが確かにそこにありました
おねの中を初めてこのジャンルに触れた時のワクワクした気持ちが春風のように駆け巡り でも最後には公式に落胆した去り際の気持ちが夕暮れの風のようにおねの心をざわめかせます
「わらしは…」
それはちんぽの先に止まった蝶の脚のようにむずむずとどうしようもない居心地の悪さだけを残していきました
おねはそれがいつか自分を狂わせるものだと経験としてわかっていましたが やはり素直に飛び付くのはプライドが許しません
「昔のわらしとはもう違う 少し我慢すれば忘れられるよぉ」
そう言っておねはこれは確認だからと言い訳をしてAジャンルの同人誌を開きました
ある初夏のことでした