セトス : 「初めての花神誕祭」が開かれた時…キングデシェレトのアフマル様と花神マリカッタ様はクラクサナリデビ様にサプライズを用意したという。
カーヴェ : パイモン、何を考えているんだ…僕たちは花神誕祭のサプライズについて話し合っていたんだが。
アルハイゼン : もしキャンディスが見た光景が「未来」ではなく「過去」だったとしても、同じく説明がつくということだ。
キャンディス : アルハイゼンさんのお考えですと…私は過去の出来事を見たということでしょうか?
アルハイゼン : 奇妙な現象も、ただの錯覚にすぎなかったということはある。
アルハイゼン : 俺の推論は別に他人の感想を考慮したものではない。単純にもう一つの視点を提供しただけだ。
アルハイゼン : 現状、そのような現象が引き起こされる条件や原因は不明だ。しかし、二つの可能性を念頭に置いておいたほうがいいだろう。
セトス : そういえばキャンディスさん、君はもう半分の「ウジャトの目」を身につけてるね。
セノ : キングデシェレトのアフマル様がクラクサナリデビのナヒーダ様に送ったプレゼントだ。
アルハイゼン : なるほど、「ウジャトの目」は沈黙の殿で預かったのか。
セトス : 研究のために貸してあげようか?
アルハイゼン : いや、いい——そういった品は歴史を示すものに過ぎない。象徴となる過去が明らかになった今、ただの物品に戻ったんだ。
カーヴェ : へえ?君なら珍しがるかと思ったけど。名前からするに、きっとすごくキレイな宝石なんだろ。一目見といて損はないんじゃないのか。