>>610

放浪者はナヒーダとキスをした。
「あ……」
ナヒーダが小さな声を漏らす。放浪者は、彼女の唇をついばむように何度もキスをした後、ゆっくりと舌を入れた。
「ん……ちゅ……」
ナヒーダは抵抗せず、むしろ積極的に舌を絡ませてくる。
「ちゅる……れろっ……んむ……はぁ」
やがて、二人の唇の間に銀色の橋がかかったところで、放浪者は唇を離した。
「……もう終わりなの?」
ナヒーダは名残惜しそうな表情を浮かべる。