亡骸を送るのは不卜廬だ。その際、不卜廬は往生堂と協力をして、故人の冥福を祈る。
葬儀はとても重要な仕事だ。そのため、堂主の胡桃はもっとも信頼のおける客卿・鍾離にこれを一任している。
不卜廬の白朮も自ら参列して、その弔意を表す。葬儀は静かな夜、幽邃な草堂で執り行われることが多い。白朮が故人を送り、客卿が各種儀礼を行えば儀式は終わりだ。これできっと故人も安らかに眠れるだろう。
しかし、残念ながら故人は既に逝き、不卜廬と往生堂に礼を言える者はもう存在しない。天地は絶えず回り、規律は不変――生と死もまた同じなのだ。
医者と客卿の二人――普段は隣人であり、食卓を囲めば友となる。唯一、亡骸を送る静けさの中でだけ、両者は心を交わす。そして草堂の扉を出たら、再びいつもの間柄に戻るのだ。