彼女は事前に用意していた象徴物を旅人に渡し、この長い人生で自分が願いたいことを初めて語った。
「…キミの記憶に、ワタシの色が残ってくれたらなって。」

…うちのカギ。ウルサイのはカンベンだから、次はノックせずに入ってきてちょうだい。

んん、おいしい〜!「謎煙の主」の近くで食べられる料理は全部口にしたけど、どれもキミの作ったものほどじゃなかった。ホントにホントよ。

祭祀で使われるようなありのままの味に近いから、ミディアムのステーキが好きよ。それと小説を読みながら片手で食べられるものも好き。あと…キミのオススメなら何でも好き!

これからもずっとキミのそばにいてあげる。すべての星が消え、すべての炎が燃え尽き、すべての迷煙が霧散するその時まで。