知性溢れる大建築家
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その日から、タルタリヤは何かと白朮を訪ねるようになった。時には怪我を理由に、時にはただ顔を見に。そして白朮も、最初は迷惑そうにしながらも、彼の存在が自分の日常に欠かせないものになっていることに気づいていた。
ある雨の日、不卜盧の軒下で二人は肩を並べて立っていた。
「白朮、僕と一緒にいてくれるなら、どんな戦いだって怖くないよ」
タルタリヤの低い声に、白朮はそっと目を閉じた。
「君と一緒なら、私も少し強くなれる気がするよ」
雨音の中、二人の手がそっと触れ合い、それはまるで水と薬が混じり合って新たな色を生むような瞬間だった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています